アバター面白かった!!

この3日間、高校受験の関係で学校は休みでした。

昨日、一昨日に至っては、学校自体に入れないので部活も休み、すんごく久しぶりに休めた気がします。



一昨日は部活の友達と話題の『アバター』を見に行き、昨日は中学時代の友達と一日中麻雀三昧。

非常に有意義(?)な時間を過ごさせていただきました。





知ってます?


10時間、休憩も取らずに麻雀ばかりしていると、段々、牌の絵柄がぼやけてきて数牌の見分けがつかなくなるんですよ?

筋も全然読めなくなって、あからさまな混一色でも当てられちゃうんですよ。





そんな感じで一昨日は、映画館までの交通費、映画鑑賞代、ゲーセン遊戯代、昼飯代で3500円くらい
昨日は朝昼晩とも外食でしたので2000円くらい

合計5000円ちょいものお金を使ってしまいました………orz



大事に取っておいたお年玉の貯金を切り崩しちゃった……。


今月は年度末特有のお別れ会やらのイベントが満載なので、ひじりはリアルに破産の危機です。

















C3‐シーキューブ〈9〉 (電撃文庫)

C3‐シーキューブ〈9〉 (電撃文庫)



上ではあんな事書いてますが、購入予定物はしっかり買います。




そんなわけで水瀬葉月さんの『シーキューブ』の9巻購入しました。



 春亮の家に来て初めてとなるお正月に興奮するフィア。
早速みんなで初詣に行って、おみくじ、もちつき、書き初めなどを大いに楽しむのだが、いつものメンツなだけに普通のお正月イベントで終わるはずもなく……。
 さらにその途中で一行は五寸釘と藁人形を持った謎の巫女さん姿の女の子たちと出会う。
 聞くところによると誰かに呪いをかけているらしい。当然それをやめさせようとするのだが、その時、フィアの大切なものが奪われてしまって!?





今日の部活帰りに買ったのですが、勉強そっちのけで読んだので、すでに読破済み。





というわけでレビューを書きたいと思います。

























ネタばれを大いに含んでいるので、閲覧するにあたっては注意してください。


























このシリーズは『禍具』という呪われた道具を中心にしてお話が回っていくんですが、その禍具というのは道具が人の『恐怖』や『憎しみ』などの負の感情を強く受けることでできてしまうんです。


なのでその『禍具』ができた経緯だけでも結構血なまぐさく理不尽な話になります。



またその『禍具』は人に強大な力を与える代わりに、呪いによって所有者を壊してしまうという効力も持っており、その能力も結構エグイものが揃っております。



そしてその禍具使用者も生い立ちや呪いの影響でなかなか○○な性格の人ばっかなんですよね。






よって基本的にはコメディタッチでハッピーエンドなんですが、理不尽で救われない要素や、グロくて血なまぐさい猟奇的な要素も入ってきます。



それどころか『理不尽さ』、『残酷さ』、『グロテクスさ』はこのシリーズの根幹にあるものであり、このシリーズの魅力なんだと思います。








しかし今巻はその要素が全然なかった気がします。





ざっとあらすじを言うと




『禍具』のなかには受ける憎しみが大きすぎて人化してしまうものもあるんですが、今回の敵役は巫女服の『人化した禍具』。

主人公や、ヒロイン(『人化した禍具』)は彼女によって声を奪われてしまい、主人公一同はその所有者と一緒に彼女を捜す。




それでその禍具を追い詰め、戦いに勝ち、真相を聞いたところ、


彼女は未来を予知する能力があり、入院している所有者の母親が大事にしている家庭菜園が台風並みの大雨と強風によって破壊されてしまうというのを予知した。
人から声を奪い、力をためて台風を吹き飛ばせば、その予知は防げるかもしれないと思い、声を奪ってた。

ということが明らかになった。



そこで主人公一同は、呪いの力を使わずに自分たちのちからで家庭菜園を守ろうと説得。

みんなで協力して、大雨のなか家庭菜園を守り抜く。



所有者とその父親の間にあった確執も、その時間のうちになくなり、めでたしめでたし。
















…………え?



























って感じでした。






















あまりにも大団円すぎる。











いままでの「シーキューブ」だったら、実は『禍具』は所有者のことを裏切ろうとしていた、とか、戦いに巻き込まれて所有者の父親が殺されてしまうとかの展開になっていたはず。





なんか、内容が薄っぺらいです。





例えるなら短編を無理やり文庫一冊にしたような感じ。






しかも禍具についての謎や『闇曲拍明・研究室長国』や『竜島/竜頭師団』などの敵集団との関係などのシナリオ的にも全く進んでませんしね。






よって今巻は個人的にいまいちでした。


前巻まではハズレなしで期待してたからなおさらそう思います。




次に出るのはおそらく夏ごろですから、その時は期待したいです。









余談ですが、

電撃文庫を買うと、本のあいだに、同じ月にでた電撃文庫の新刊やメディアミックス、グッズなどの情報が書かれた『電撃の缶詰』という折りたたみチラシ的なものが入ってるのですが、







なんと、今月の『電撃の缶詰』の表紙イラストは『半月』の里香でした!!!!






なんという不意打ち。


ちょう嬉しいサプライズプレゼントです。







皆さまにも幸せのおすそわけ。

ケータイで撮った画像おいておきます、ついでに先月の『電撃Magazine』に掲載されてた絵も一緒に。