チャイコも好き

最近、ベートーベンにハマっています。


敷居が高い気がして交響曲はそんなに手を出していなかったんですけど、クラシック好きな父親からの助言により聞き始めました。



なんでもベートーベンの交響曲は数は少ないかわりに、一つ一つ特色があり聞きやすいとのこと。



確かにモーツァルトなんか交響曲は41曲とクソ多いですもんね。

『ジュピター』は全部通して聞いたことはあるんですが、それ以外は聞いたとしても1楽章だけとかしかありません。




一通り聞いてみたんですけど、確かにどれも良い曲でした。

特に気に入ったのは3番、5番、7番、8番、9番。



3番は『英雄』、5番は『運命』の副題の方が有名かな?

9番は説明する必要もありませんね、年末に聞くのが恒例の『第九(だいく)』です。

7番は『のだめカンタービレ』のメインテーマとして有名です。



こう並べると8番以外、有名どころばかりですね。


6番は『田園』ですけど、そんなに好みじゃなかったです。






その5つのなかでも『運命』は特に良かった。


『運命』はダダダダーーーーンっていう冒頭の主題で有名ですけど、ひじりは3楽章、4楽章をとても気に入りました。



3楽章で少し落ち着いた感じになるんですが、その楽章の最後に強烈なクレッシェンド。

クレッシェンドが最高潮に達したところで、そのまま4楽章に入り、fffのまま主題に入ります。



この主題が素晴らしいんですよ。

なんというか、すっごい華やかで派手で優美なんです。


そしてそのままテンションを落とさずに主題がどんどん変奏されながら曲は進んでいき、フィナーレでまた曲の盛り上がりは最高潮のまま幕を閉じます。





初めて聞いたときは感動しましたね。

こんなドラマティックな曲は初めてです。



Wikipediaによると、この曲からどんどん交響曲をドラマティックに風潮が生まれたようですね。

それも納得な気がします。






みなさんも是非聞いてみてください。


こちらがその『運命』の動画です。

なんか適度にカットされてるようで、一つの楽章が6分くらいと短く、初めての人も間延びせずに聞けると思います。


ひじりが言った4楽章はこちらから聞けます。

これも第3楽章の終わりのクレッシェンドの少し前から聞けるという親切な動画です。




流石に無料だけあって、音質は非常に悪いので、気に入った方がおりましたらフルバージョンのCDを借りるなり、買うなりすることをお勧めします。

ぜひヘッドホンをつけて目を閉じて聞いてください。

かなり臨場感がありますよ。