ラノベ批評

剣の女王と烙印の仔〈4〉 (MF文庫J)

剣の女王と烙印の仔〈4〉 (MF文庫J)


プリンキノポリ奪回戦で勝利を収めた銀卵騎士団。戦勝祝典をひかえ、ミネルヴァはクリスを街へと連れ出した。
いつもとは違う可愛らしい服に着替えたのに、気がつかないクリスにやきもき。
まるでデートのような時間を過ごす二人はどこかぎこちない。
そんな時間を楽しみ二人は仲間であるジルベルトを見かけ息をのむ。彼の胸で黒く光る薔薇の紋章は、敵対する聖王国軍の警察部隊「黒薔薇騎士団」のあかし。
ショックを受け帰城した二人にフランチェスカはクリスの烙印の力を利用した危険で恐ろしい作戦を打ち明ける−−! 

さまざまな想いと絆を描いた本格ファンタジー第4弾。




最近一番はまっている作家、杉井光の最新作です。


全体を通しての感想は、普通に面白かった、です。


いつもみたいな、策略によって圧倒的に不利な状況から勝利へと導いていくスカッとする展開ではなかったですが、
それとは違う面白さがありました。

なにより、前巻では不完全燃焼気味だった、ミネルヴァとクリスのイチャイチャぶりがたくさんあってそれだけで悶えてしまいます。


伏線も徐々に回収されつつあり、今後の展開が超楽しみですね。




それにしても、夕仁さんだいぶ画風が変わりましたね。

カラー絵も印象が変わってましたが、モノクロ絵なんか違う作者かと思いました。


まぁ現在の画風のほうが好きなので無問題ですが。